閉じたアルバム (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
懐かしいマルク―ふと気がつくと、いつも彼を思い出している。シドニー上流家庭の一人息子と一人娘の華やかな結婚は結婚式からわずか一週間後のマルクの事故死で幕を閉じた。あれから一年、自分の両親や夫の両親のいたわりをエマは、ときにわずらわしくさえ感じるようになっていた。そこで、マルクの祖父母の招待を受けてイタリアへと出発した。身心ともに疲れているから、機内では誰とも話したくないのにシンガポールまで隣り合った中年女性のおしゃべりは耐え難かった。雑誌を読んでいるふりを決めこみ新しい乗客は無視することにしたが磁力に引かれるように、エマの目は隣席の男性を観察し始めた。
内容(「MARC」データベースより)
エマの幸せは結婚式からわずか1週間後、夫マルクの事故死で幕を閉じた。それから1年、マルクの祖父母の招待を受けイタリアへ出発した彼女は、機内で雑誌を読むふりをしながら磁力に引かれるように隣席の男性を観察し始める。
天使はいじわる (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
製薬特許会社の広報部に勤務するタラの、目下の大きな悩みの種は、社長のベン・シャピーロだった。彼に特に欠点があるわけではない。それどころか、半年前にタラの両親が交通事故に遭い、父が亡くなり、母が半身不随になった時、ずっとそばにいて信じられないくらいよくしてくれた。なのに、なぜか彼を見るといらいらして、反抗的な気分になるのだ。皮肉に満ちたあの自信たっぷりな瞳のせいなのかもしれない…。ある日ベンは意外な提案をしてくる―母親の介護の心配をせず、タラが仕事に集中できるよう、自分の屋敷のロッジを提供すると。まさか、ベンはその見返りとしてわたしを愛人にするつもりでは。
琥珀色のルーシー (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「ルーシー、助けて!マッツァルディの手から私を救って!」。三週間前、冒険と職を求めてイタリアへ旅立った妹のセリーナから、切羽詰まった声で電話がかかってきた。もともとセリーナは向こう見ずでよくトラブルを起こすタイプだが、今回はいつもと様子が違う。雇主に借りたお金が返せなくてひどい目にあわされそうだという。セリーナの身に何事か起こったら大変だわ。ルーシーは経営する小さな老人ホームを代理の人に任せて、あわただしくイタリアに飛んだ。まだ見ぬ男への激しい憎悪と一抹の不安を胸に抱えて…。
パリの魔法は永遠に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
私は筋金入りのキャリアウーマン。仕事が生きがいよ。恋愛ですって?あんなつらい思いは、もうたくさんだわ!アマンダは父親の経営するファッション・メーカーのデザイナー。バカンスから戻った彼女は、社長室に入った瞬間、愕然とした。「どうしてあなたがここにいるの?」そこには、かつての婚約者ドリューの姿があった。心臓を悪くした父親が、彼に会社を売却したのだという。パパが病気だなんて…。アマンダは動揺した。でも、なぜホテル王のドリューに?畑違いもいいところなのに。まさか、パパの会社をつぶす気じゃないでしょうね。それが婚約を破棄した私への復讐なのかしら。パリを舞台に繰り広げられる再会の物語。
内容(「MARC」データベースより)
父親の経営するファッション・メーカーでデザイナーとして働くアマンダ。バカンスから戻ると、心臓を悪くした父親が、彼女の元婚約者ドリューに会社を売却していた。なぜホテル王の彼に? アマンダは動揺する。
セカンド・ラブ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
セイラはひそかにイアンを愛し、彼が十年前に会社を始めて以来、彼のもとで献身的に働き続けてきた。だが、今日ついに退社を決意した。突然イアンから婚約したことを告げられたのだ。その上、彼のフィアンセに侮辱され、別の仕事を探すよう言われた。傷心のセイラは、ロンドンを離れ、両親の住む、懐かしい故郷へと車を走らせる。家にたどり着いてみると、両親のいる気配はまるでなく、玄関の前に止まっていた車から見知らぬ男が降り立った。「君、セイラだね」背の高い、泥だらけの男は言った…。
内容(「MARC」データベースより)
セイラはひそかにイアンを愛し、彼が10年前に会社を始めて以来、彼のもとで献身的に働き続けてきた。しかし彼に婚約したことを告げられ、彼女は職を辞し故郷へと帰ることを決意する。両親の家に着くと、彼女を待ちうける1人の男性がいた…。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
素直に愛して (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
午前二時半。ベッドの横でベルが鳴り続けている。真夜中の電話がいい知らせのはずがないわ。クリスティーナはそう思いながら、しぶしぶ受話器を取った。相手の声を耳にしたとたん、思わず緊張する。少女のころ熱烈な片思いを軽くあしらわれたとはいえ、二十三歳になった今はアダムを恐れる理由は何もないはずなのに。彼は親友フィオーナの兄―それだけの存在だわ。アダムは妹が恋人と家出したのを知って怒りを爆発させている。行き先を教えなければ非情な手段をとるという脅しに屈してスコットランドのコテージだと答えたが、一緒に行くよう命じられ、クリスティーナはあわてふためいた。二人だけで旅行なんて…。彼の前では十代の私に戻ってしまう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィリアムズ,キャシー
トリニダードの出身で、トリニダード島とトバゴ島、二つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年エクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。もともとはテムズ・バレーに住んでいたが、現在は中部地方在住。夫リチャードとの間に三人の娘がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
金色の甘美な時間 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
カミラの妹ケイティがギリシアへの旅先で恋に落ちたという。しかも、まだ十八なのに相手の男性の子を身ごもったと知り、カミラは姉としてほうっておくわけにはいかなくなった。両親を亡くして以来、ずっと親代わりに面倒を見てきたのだ。相手はウェイターをしているスピロという男性で、正式に結婚を申し込むためカミラに会いに来るという話だったが、約束の日に彼は空港に現れず、連絡もとだえた。思いあまった姉妹はスピロを捜してギリシアへ赴き、彼がヴィラ・アポロと呼ばれる屋敷にいるらしいことをつきとめた。その屋敷を訪ねたカミラの前に現れたのは、まさにギリシア神話のアポロのような男性だった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クレイヴン,サラ
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。サマセット在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
上役にご用心 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
テイマーは大手新聞社の役員秘書。美人で有能という評判の彼女も過去のあやまちから社内恋愛は絶対しないと固く誓いをたてている。ある日突然、会社が吸収合併されて新しい上司がやってきた。“ドラゴン・マン”と異名をとるダーガン・カーマイケルは、情け容赦のない経営と名うてのプレボーイとして知られる有名人。おまけに初対面のテイマーを掃除に来たと間違える始末だ。第一印象こそ最悪だったものの、ダーガンの仕事ぶりや心遣いにテイマーも次第に心惹かれていく。でも、“社内恋愛厳禁”という自分の主義は絶対に曲げたくない。とはいえ、このままダーガンのそばにいると決意も揺らいで…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウェルズ,アンジェラ
学校卒業後、エキサイティングなロンドンの広告業界に身を置き、キャリアを積んだ。同僚と結婚し、男の子が一人。しばらくは育児に専念したが、趣味として小説を書き、これが作家としての出発点となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛の足かせ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
アントニアは幼いころからフィリップとの結婚を夢みていた。それなのに、のほほんと年月を重ね、気がつくと二十四歳になっていた。大変!ぐずぐずしてはいられないわ。幸い、フィリップにはまだ結婚を約束した相手はいないらしい。ここで私が彼の花嫁にふさわしいレディで、男爵の妻としても立派にやっていけると証明できたなら、求婚してくれるかもしれない。かくして二人は八年ぶりに再会したのだが、彼はアントニアのことをなかなか思い出してくれず…。
内容(「MARC」データベースより)
アントニアは幼い頃からフィリップとの結婚を夢見ていた。それなのに、のほほんと年月を重ね、気がつくと24歳になっていた。ぐずぐずしてはいられない。幸い、フィリップにはまだ結婚を約束した相手はいないらしい。
あの幸せな日々に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
オーストラリアとニュージーランドでの講演旅行を終え、フィレンツェの自宅に帰り着いたベン・スコルチェーゼは、郵便物の中にキャスからの手紙を見つけた。乱れた筆跡でフィレンツェに来ている、至急会いたい、とある。キャス―父が再婚相手との間にもうけた一人娘。ベンの義妹だ。だがベンの彼女への愛情は、妹に寄せるようなものではなかった。強烈に惹かれるのをどうしようもない。それはキャスも同じはず。だから彼女に近づかないようにしているのだが…。四年前にキャスは、父親のお気に入りのロジャーと結婚した。夫との間に何か持ち上がったのだろうか。
内容(「MARC」データベースより)
講演旅行を終えフィレンツェの自宅に戻ったベンは、4年前にロジャーと結婚した義妹のキャスから「至急会いたい」という手紙を受け取る。キャスに妹以上の感情を持っているベンは、彼女に近づかないようにしてきたのだが…。
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